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ブックオフのビジネスモデルは「オワコン」なのか?

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中古本販売大手のブックオフ。

90年生まれの世代ならば、学生時代に夢中になった人も多いのではないでしょうか。
小・中学生の頃は、「昨日ブックオフに行ったよ!」という報告だけで、話題の中心に慣れたなと、思い返してみるととても懐かしい、、。

 

しかしこのブックオフ、来たる7月22日に、渋谷センター街店が閉店するらしいんですよ。近年変化の激しいリユース業界とはいえ、渋谷の旗艦店の閉店には衝撃を受けました。


ということで今回は、ブックオフの現状についてみていきましょう!

ブックオフのビジネスモデルは「オワコン」?!

「ブックオフって、久しぶりに聞いたな」という感覚はありませんか?

私たち消費者がそう思うくらいですから、ブックオフが厳しい状況にあるというのは、想像の通りでしょう。


前までは、要らない物をブックオフに持っていけば意外と高値で売れるというのが魅力的でしたが、ヤフオクやメルカリを使えば値段も自分で決められますし、利用者の一部が流れている可能性は十分にあります。

そして、物を売りたい人がEC市場に流れているということは、良いものを買い取ることが難しくなり、結果的に客離れに繋がるということでは。

ここ5年の経営状態は?

ブックオフの営業利益は、以下のようになっています。

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2016年に赤字が記録されていますね。
その後持ち直しているとはいえ、この2016年の赤字は、2004年の上場以来初めての赤字です。

また、「営業利益」はギリギリ黒字に転じているものの、「純利益」をみると、依然として赤字のままになっています。

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引用:財務データ | 本を売るならBOOKOFF(ブックオフ)

営業利益=売り上げから経費を引いたもの、純利益=税金等も含めた全体の利益めあることを考えると、純利益が黒字に転じていないというのは、危機的な状況であるといえるでしょう。 

 

 

不採算店舗の閉鎖が続出している

1990年に直営第1号店を開店して以来、フランチャイズと直営店で全国的な展開を続けてきたブックオフは2017年段階で843店舗を有しており、2020年1000店舗の展開を目標に掲げています。

その一方で、冒頭の渋谷センター街店のように、閉店する店舗が数あるのも事実。
2018年に入ってからだけで、既に10店舗の閉店が決まっているんです。

www.web-ocean.jp

ゆかいちの目👀

ブックオフオフの閉店ラッシュを受けて、「倒産目前か!?」という記事などもありますが、私はそう言うにはまだ早いなと思っています。

というのも、小売店業界では、不採算店舗の閉店は珍しいことではなく、スターバックス、マクドナルド、サークルK、ヤマダ電機などいくつもの企業がニュースになっている。

中でもヤマダ電機の大量閉店は、長年続けてきた拡大路線に終止符を打ち、「量から質」への転換をはかったもので、店舗内にアップルのコーナーが設けられたのを見たときは、転換の波を肌で感じたものです。
事業転換は思うように進んでおらず、未だ業績は低迷しているのでようですが、ニュースを追ってみると転換への決意が鮮明に伝わってきます。

 

往々にして市場の目線は短期的な業績に集中しがちですが、不採算店舗が出たからといって「オワコンだ」と結論づけてしまっていいのだろうか。旗艦店の閉店に踏み切ったブックオフの次の一手からは、目を離すことができません。