仮想・場末のスナック「ゆかいち」

みーんなみんな、誰かを支えて 生きとんよ!

高級ホテル・リッツカールトンにて、経済的豊かさと貧困の同居を経験したという話。ー「見えない貧困」の深刻さ

f:id:yukaichi:20180627180745j:plain

友人との卒業旅行。

時期的に安かったのと、運が良かったのとで、10万そこそこで「バリ旅行inリッツカールトン」が実現した。

 

7時間くらい飛行機に乗ってホテルに到着すると、ロービーからは超絶景の海が見えるし、お部屋はトイレも洗面台も2つあって、「東京でこの部屋借りたら一体いくらかかるんやろ?!」というレベルの広さです。

友達も私もテンションあがりまくりで、「卒業旅行でこれ経験しちゃったら、新婚旅行のハードル上がるよねぇ〜。」なんて冗談を言い合ってました。


そんな私達に、試練が訪れる

ホテルに着いてゆっくりしていると、あっという間に夜ご飯の時間に。

バリは治安が良いとはいえ、夜に出かけるのは気が引けたので、ホテル内で済ませることにしました。
(出たところで、近くにコンビニとかないしね。)

 

ホテルにある売店で何か買おうと思って部屋を出て、店を探してみたけど見当たらない。
広い敷地をお散歩しきったところで、さすがに近くのホテルマンに「すみません、売店はどこですか?」って聞いてみたところ、「売店はありません」という答え。

 

まじか、売店ないのか。

f:id:yukaichi:20180627181646j:plain

タナロット寺院の夕日

高級ホテルで、食料難民に

売店がないとなると、残りの選択肢は、レストランに行くorルームサービスを頼む。

散歩に疲れた足で部屋に帰って、ルームサービスのメニューを確認してみたところ、またまたビックリ!

パスタ1食が3〜4千円してる!!(◎_◎;)
おつまみの小さいチョコが800円くらい。

 

しかも、バリの通貨「インドネシア・ルピア」って、日本円に比べて0が2つくらい多いので、

「トマトソースパスタ Rp 300,000」
「チョコレート Rp 80,000」

という表記になっていて、ぱっと見のビックリ度合いが増し増しになるのです、、。


諦め半分でレストランのお値段も調べてみましたが、大体1人1万円くらいはかかる様子。

宿泊費が安いからといって身分不相応なホテルに来てしまったものの、泊まることはできても施設内を自由に満喫するためにはやはりお金が必要でした。

 

「見えない貧困」の深刻さ

いま日本で、私が更新したインスタストーリーを見ている友人達は、さぞ贅沢をしていると思っていることだろう。
でも実態は、これだ。

 

このように食べ物をどうするか悩んでいる最中、「日本の相対的貧困率は、先進国の中では高い」という話が、ふと浮かびました。


OECDなどが各国の相対的貧困率を比較するときに用いる「国民生活基礎調査」の数字をみると、2012年の段階での日本の相対的貧困率は16.1パーセント。

 

f:id:yukaichi:20180627181003p:plain
引用:相対的貧困率等に関する調査分析結果について

 

これは、世界では12番目に高い数字です。

今まではこの数字を見ても、「日本に貧困層がたくさんいるなんて、実感が湧かないな」という受け止め方しかできていませんでした。

 

しかしこの「自分が更新したインスタから世間が得るだろうイメージと、実態の乖離」を経験してから、世界からすると「日本人なんだから裕福だよね」と思われているけれど、実態はそうはなっていないという層がいるのではないかと思った。

 

数々の調査からも「見えない貧困」の存在が明らかになりつつある今、より豊かな社会を実現するために私たちは何をしなければいけないのか。考えるべき時が来ている。